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むし歯と歯周病

むし歯と歯周病

11月8日は「いい歯の日」だそうです。6月4日は「むし歯予防デー」。

さて、歯を失う二大原因は、歯周病とむし歯です。

●むし歯

*毎食後や就寝前に歯を磨き、定期的に歯科健診を受けることで予防できます。

*正しい歯磨きの方法を歯医者さんや歯科衛生士さんに教わるといいです。

*一度できてしまったむし歯は、自然に治る事はありません。未然に防ぐ事が大切です。

*食事を規則正しい時間にとりましょう。間食を控えて、唾液が歯を再石灰化する時間を確保します。再石灰化とは、むし歯菌がつくった酸で溶かされた歯のエナメル質表面の無機成分(ハイドロキシアパタイト)が、唾液などの働きで再び歯の表面に形成される事です。食事の時は、よく噛んで食べる事により、唾液の分泌量を増やす事ができます。唾液には、酸を中和する働きがあります。

*唾眠中は唾液の分泌が少なくなることで、寝る前に食事をすると口の中が酸性の状態が長期間続いて、むし歯になりやすくなります。消化吸収の面からも、夕食から寝るまでに2時間は間をあけてください。

●歯周病(歯槽膿漏)

*歯周病の多くは、原因である歯垢(プラーク)や歯石を、日頃の歯磨きや定期的な歯科検診の受診により除去することで、予防できます。

*歯周病は、口の中で細菌が繁殖する場所で炎症が起きて腫れたりします。歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は歯が抜けることになります。

*口の中には、数百種類の細菌がいて、普段はあまり悪いことはしませんが、歯磨きが充分でなかったり、糖分を過剰に摂取することで歯垢をつくります。歯垢は粘着性が強く、うがいをした程度では落ちません。この歯垢の中には10億個の細菌がいます。

*歯周病は心筋梗塞・動脈硬化症・肺炎・早産などを引き起こしやすくします。

*喫煙や口呼吸なども歯周病に悪影響があります。

●8020運動

*「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

*”いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから”

なので、私も実行してます(⌒∇⌒)