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寒暖差疲労

寒暖差疲労

◎寒暖差疲労とは

体温は、自律神経により調節されています。自律神経は体温を上げる働きの交感神経と、体温を下げる働きの副交感神経からなり、お互いにバランスを取りながら働きあっています。寒暖差が大きい環境の中では、気温の変化に応じて自律神経が働きますが、その調整作用にエネルギーの消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。この自律神経は、体温だけではなく、心臓や胃腸、血管などの臓器の働きもあり、自分の意思ではコントロールすることはできません。

◎症状

新瀧的不調:体の冷え、めまい、頭痛、肩こり、顔のほてり

精神的不調:食欲不振、睡眠障害、イライラや落ち込み

◎対策

*1日3食バランスの良い食事をとりましょう。

*ビタミンB1が多く含まれる豚肉、ウナギ、玄米を食べましょう。

*冷たい飲み物は控えて、常温以上のものを飲みましょう。

*重ね着などの工夫で、暖房器具に頼り過ぎないようにしましょう。本来もっている体温の調節機能を弱めない対策です。

*ぬるめの38~40度のお湯に10分くらいつかる。こうすることで、血流をよくして、リラックス効果が期待できます。

*手首、足首、夢寐の参首を温めましょう。皮膚が薄くて温まりやすい部位なので、温まった血液が効率よく全身へめぐります。

*ウォーキングや軽めのランニング、水泳などがおすすめです。