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食育

食育

◎食育とは

*様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

*子供はもちろん、大人になってからも「食育」は重要です。

◎食育の重要性

*栄養の偏りや不規則な食事などによる肥満や、それらが原因と考えられる生活習慣病の増加がみられます。

*若い女性を中心にみられる過度のダイエット志向

*高齢者の低栄養傾向等の健康面での問題

*食の安全や信頼にかかわる問題や、外国からの食料輸入に依存する問題など、食を取り巻く環境が大きく変化しています。

*こうした中で、食に関する知識を身に付け、健康的な食生活を実践することにより、心と身体の健康を維持し、生き生きと暮らすために、食育を通じて、生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが重要になっています。

◎健全な食生活

*「朝ごはん」をきちんと食べましょう。食生活と健康は深く関係しています。朝ごはんを食べないと、1回の食事の量が増えて食べ過ぎることがあり、肥満や生活習慣病の発症に繋がることがあります。

*栄養バランスを考えましょう。食事を作ったり、選んだりするときに、主食、主菜、副菜を組み合わせ、栄養バランスのとれた食事を意識しましょう。栄養バランスのよい食習慣の人は、そうでない人と比較してリスクが低くなることが報告されています。

*主菜:魚、肉、たまご、大豆を主な材料にした料理。たんぱく質や脂質を多く含む。

*副菜:野菜、いも、改装などを主な材料にした料理。いろいろなビタミン、鉄、カルシウム、食物繊維などを多く含む。

*1日に何をどれだけ食べればよいかの目安を示した、「食事バランスガイド」を参考にしてください。

◎食品ロスについても意識してみよう

*世界中で約8億人の人が飢餓や栄養不足で苦しんでいる一方で、日本では、年間643万トンと推計(平成28年度)される食品が廃棄されています。売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、食べられるのに捨てられている食料です。食品ロスを減らすために、私たちがどのような事を心がけたらいいのか、考えてみましょう。